査定に費用がかかるようになれば査定を行う人は激減

中古車査定には、プロの技術が使われています。

先述したように、査定士としての資格を有した査定のプロが、知識と時間を使って査定するのですから業者にコストはかかります。

しかし、利用者はほとんどの場合無料で査定を受けることができます。

査定は、車に限らず、マンションの売却や、パソコンの査定でも無料の場合が多いでしょう。

業者は、それを売ってもらえることを期待して無料で査定を行うものなのです。

査定に費用がかかるようになれば、査定を行う人は激減するでしょうし、それは同時に、業者が売ってもらえる機会をロスしたということと同義なのです。

このようなチャンスロスを避けるため、業者はこぞって無料査定を行っているのです。

では、無料査定を行った後で、やっぱり売らないと言われたり、同業他社で売られてしまった場合は損なのでしょうか。

結果的には大損でしょう。

査定士の人件費や査定費用を、ドブに捨ててしまったことになります。

ただ、査定を受けた人の情報は獲得したことになります。

もう他のどこかで売却してしまった場合は該当しませんが、売り手がまだ悩んでいるような場合だとダイレクトメールなどを送って、広告を見てもらうことが可能になります。

顧客リストなど顧客に関する情報は、企業にとっては生命線となる大切な財産です。

うまく使って少しでも利益に繋げることもできるのです。

さて、無料査定が当たり前になってしまうと、業者にとって、利用者獲得はさらに困難になってきます。

それ以上下げるものがありませんから、金額以外の手段で査定をするユーザーを増やしていかなければなりません。

キャラクターとタイアップして、査定来店時にグッズをプレゼントするなどの策が日々、講じられているのです。

業者間の競争のより切磋琢磨がすすめば、私たち顧客にとっては利便性やメリットが増してくるということですね。


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