査定の基本的なことを知らずに買い叩かれたりしないように

中古車を手放す、つまり査定を受けて売却するという機会は普通そんなにたびたびあることでは無いと思います。

ですから中古車の査定がどのような仕組みで行われるのかなどは、一般の人にとって普段は縁遠いものであり関心を呼ぶようなことでも無いでしょう。

ところが、自分の愛車である中古車を売ることになり、しかもできるだけ高く売りたいということになれば、俄然中古車査定のことが気になってくるものです。

もちろん査定はプロの査定士が行うわけですので、私たちは査定のことを知りたいと思っても所詮素人の域を出ないのでしょう。

でも基本的なことを知らないばっかりに不当に買い叩かれたりすることのないよう、中古車査定の概要的なことくらいは頭に入れておいたほうがいいのではないでしょうか。

このような観点から、このサイトではプロが行う査定上のポイントなど、中古車査定の基本的な事柄を整理して紹介してみました。

■中古車は同じ車種でも車歴、状態などが一台一台違う

中古車に限りませんが、中古品というのは新品と違いそれまでの使われ方によって、同じ製品でも状態が同じものは一つもありません。

このように一台一台で全く状態が違う中古車を、誰が評価しても差が出ないようにするために、中古車の査定においては日本自動車査定協会により一定のルールが示されています。

査定を行う「査定士」も、この協会が中古自動車査定士技能検定試験を行い合格者を査定士として認定しています。

中古車査定のルールというのは、ごく簡単に言うと

標準状態の車をものさしにして査定する車をそのものさしと比較すること

だといえるでしょう。

ものさしとなる標準状態の車というのは、次のように定められています。

①外装、内装が無傷であること。

②エンジン、足回りは走行に支障が無く良好であること

③車検の残期間が3か月以内であること

④走行キロ数が標準であること

⑤タイヤの残り溝が1.6mm以上あること

⑥事故歴、改造、腐食、臭い等がないこと

この標準状態(基本価格)を出発点に、査定する中古車の状態によって各項目ごとにプラス、マイナスを行い、更に業者ごとの中間コスト(整備費用、標準マージンなど)を加味して査定額が決められるという流れが中古車査定のルールになっています。

■標準状態からのプラス、マイナスはどのように行われるか

標準状態からのプラス、マイナスは査定協会が定めた「加減点基準」と「個別査定表」を用いておこなわれることになっています。

「個別査定書」は別名カーチェックシートといわれているそうですが、中古車の状態を上記の項目を中心にチェックして記録するものです。

「加減点基準」によってプラス、マイナスした評価点数を合計し、ものさしである基本価格に加味して最終的な査定額が決められるというわけです。

■中古車査定のポイントはプラス、マイナスされる項目を知ること

中古車査定の全体の流れは上のようになりますが、査定を受ける私たち素人が頭に入れておくべきポイントは、やはりどのような点でプラスになり、またマイナスになるのかということでしょう。

「加減点基準」による加点、減点が何点になるかまでは必要ないでしょうが、少なくとも自分の車がどのような点で減点され、また加点されるのかを知っておくだけでも査定を受けたときの納得感に違いが出ることになると思います。


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